「Loser's Parade」

for さえない日々

東京03が2日間で見せたショートコントの数々

バナナマンのバナナムーンPodcastテレビでの振る舞い方を指南されていた東京03が、立て続けに芸人主導の番組に出るって言うので見てたんですけど、苦手だと豪語しているショートコントを各番組で披露していたのでご報告させていただきます。

キングオブコントで優勝したものの、扱い方が分からないという業界人向けに東京03の取扱い方を説明しようとする企画。03は以前から準レギュラーとして出演しており、共演者もバナナマンおぎやはぎ劇団ひとり。構成にはオークラまでいるという、いわばホーム。この場で出たショートコントは、「時代に沿わないロングコントを捨てろ!」という小木の提案により作ったとされるネタは、角田の弾き語りがキーポイントになるネタ。完全にショートネタブームに乗っかった、この形式で量産が出来そうなネタでした。これでレッドカーペットに出演している姿が見えるくらい。

バッファロー吾郎と共に出演しており、「初代、2代目キングオブコント優勝者揃い踏み!」という煽りで登場。もちろんこの番組は様々なネタを1分以内に行わなければならない場。ここで繰り広げられたショートコントは、「プロポーズ」「どっきり」とシチュエーション主体。続くサイレントでの「だるまさんがころんだ」もいわゆるシチュエーションもの。ここでは、本来の持ち味をうまく応用した感じでした。3本目のモノボケでは飯塚、豊本のアルファルファコンビによって乗り切るも、4本目のモノマネでアウト。ちなみに豊本が、前日のゴッドタンで披露していた「若い頃の志村けんさんの顔マネ」をここでも披露。FUJIWARAフジモン曰く、全体的に「上手!」

今回は芸人プレゼン大会。全ては東野とコバが持っていきましたが、ひっそりと東京03初登場。03がプレゼンしたのが「ロングネタ芸人〜ショートネタブームに対応できない芸人の苦悩〜」。話の流れで披露したショートコントは、さすがDVD発売イベントの場で披露したのにスベったという代物。このネタ自体は確かに微妙だったけど、話の流れから言うと「面白くない!」って前提だったのでそれはそれで盛り上がる。ちなみにもう一つ出していた「バツイチ芸人」は、陣内の登場が決まれば実現の可能性が高いもの。そういえばこれを見ていて気がついたんですが、キングオブコントの優勝者って、2組ともメガネの上に、バツイチがいるんですね…。まぁ、木村さんは優勝後ではあったんですが。


というわけで、徐々にテレビで見かけるようになってきた東京03。ショートネタも徐々にピントが合ってきているみたいです。アメトーークのは「昔に作った」ものだし。なんかいろいろ大変なこともあったようですが、それもどうやらイジられネタとして昇華されそう。今後、どのようにポジションを見つけていくのか。気になります。