「Loser's Parade」

for さえない日々

蘇るユニコーン

今のところ関東ローカルでしか放送されていないユニコーン特番「蘇るユニコーン」。ここに、実況スタイルで番組の内容がどんなだったのかをご紹介させていただきます。これから関東以外にも放送されるところがあるようなので、未見の地方の方はこうご期待です。

オープニング ユニコーン復活記者会見@テレビ朝日第2リハーサル室

瀧「まずメンバーを代表して、お一方ご挨拶をおねがいします」
ユニコーン「・・・(誰が言うの?とみんなを見渡しつつ)」
民生「自分ユニコーンは・・・この度・・・またちょっとやろうと思いまして・・・始めさしていただきました(はにかみつつ)」
瀧「素晴らしい挨拶でございました」
瀧「それでは記者の皆様、質問のある方は挙手をお願いします。・・・手の長い方」
アンガ田中「どうして再始動されることになったのか、阿部さんお願いします」
阿部「内緒です」
アンガ山根「広島のアーティストとなるとPerfumeということになってしまっていますが、EBIさん、どういう対策を練られていますか?」
EBI「(え、オレが答えるの?と戸惑いつつ)まぁ、まずは音のほうから。テクノを中心とした」
瀧「EBIさん、ウソは辞めてください」
アンガ田中「ほしのあきちゃんに会いたいと願っている川西さんに質問なんですが・・・」
川西「・・・はい?あー・・・はいはい」
アンガ田中「ほしのあきちゃんのどこがいいんですか?皆さん1人ずつ・・・」
瀧「個人的に話していただけます?そういうことは。今は記者会見でございますので。」
アンガ山根「ピエールさんに質問なんですけど、ほしのあきちゃんのいいところをひとつだけ・・・」
瀧「歳の割には張りがいいところです」

曲 『スターな男』

  • 衣装はみんなおそろいで、幼稚園児が来ているような服。
  • うわー、この曲で始まるのは、なんだか燃える!
  • 「カモンよっちゃん!」「OKまかしとけい!」「あーよっちゃん!」「あいあい!」
  • 「はいテッシー!」
  • 「タミオ!わーお!!」

トークコーナー@料亭「はらだ」(という設定のスタジオ)

(客が誰もいない店内。暇そうにテレビを観ている瀧。そこに映されているのは『大迷惑』のPV)
瀧「あー、懐かしいなー。なんだっけ、バンド名。伝説の生き物の名前なんだよなー」
堂「そうなんですか?」
瀧「マーライオンだ、マーライオン
(そこに、EBIを先頭に入店するメンバー一同。衣装は、先ほどの演奏シーン同様、幼稚園児の制服のような姿。)
堂「いらっしゃいませー」
瀧「(テレビを指差し)あれ?え?マーライオン!」
民生「ユニコーンです。全然ちがうわ!」
瀧「ああ!ユニコーン!」
(全員着席し)
瀧「なんか・・・飲み屋に来る格好じゃないね」
民生「これは・・・伝わってはいないとは思いますけどね・・・一応、某六つ子(おそ松くん)の衣装なんですけどね」
瀧「あー、なるほどなるほど。・・・一人足りないね、それだと。」
阿部「そうなんだよね!」

<VTR>お祝いメッセージ ダウンタウン

浜田「再結成おめでとうございまーす。・・・まぁ、全然関係ないんですけど」
松本「関係ないことないでしょ。民生くんに曲を書いてもらってて」
浜田「あー、曲ね!民生には曲を書いてもらってますけど、別にユニコーンは関係ないからね」
松本「うん、まあ、そうかなぁ(笑)」
浜田「(笑)」
浜田「まー、あれですよ、「夢逢え」のときにオープニング曲とかをやっていただきまして、一緒に香港にオープニングを撮りに行きました。」
松本「まぁ、あん時からねぇ、奥田くんは『オレは1人でやんねん』って言ってましたけど・・・」
浜田「まぁまぁ、言ってたけど・・・。あん時からって、もうだいぶ前からやけどね!」
松本「やっぱねぇ、コレ(金)ですよって」
浜田「(笑)」
松本「ずっと言ってましたけどね」
浜田「まぁでも今年、再結成ですよ!」
松本「まぁでも、ちょっとねぇ、グループでなんかあるなぁと思ったら、ディープキスするとね。」
浜田「(笑)いや、5人おるで。全員とやらなあかんやん!」
松本「あーそっか、なるほどな、そう来たか!みたいにね、なるんです。」
浜田「あー、それじゃ、長く続けるコツは、ディープキスということで、みんなでガッツリやりあいしましょう。『オレまだお前とやってないで』みたいな」
松本「組み合わせはいろいろ」
浜田「ガッツリね」
松本「(少し間があって)・・・すいません!」
浜田「(笑)」
・・・すいません、この形式でやっていくと、全然書き終わらないことに今気が付きました。この時点でまだ番組は10分くらいしか経ってないし、1時間番組なのに。あとは面白かった点、気になった点だけを箇条書きしていきます。

復活ツアーに向けて昔の曲を練習中

民生「足りないから昔の曲を練習してんすよ。これがねぇ、しんどいんですよ。」
瀧「しんどい?『オレ、こんなパワフルだっけ?』ってこと?」
民生「そうそう。歌ってて背中の筋肉を使うことがここ10年なかったんで・・・」
瀧「ちゃんとしなさいよ(笑)」

曲 『WAO!』

  • 全員でのカウントはやっぱり燃える!
  • この曲はさすがにもう慣れたのか、「Mステ」のときのような緊張感や初期衝動的な勢いはなかった。
  • でも、フルコーラス!阿部がおぼれるところも!
  • とにかく民生が楽しそう。終始笑顔。
  • 全員コーラスの時、ちゃんとカメラワークで個人アップを抜いてくれてます。って、川西さん!左手はカメラにスティックを向けながら右手だけで叩いてる!・・・変わらないなぁ、このカメラ目線は。
  • 「はい、ソロ!」テッシーの顔にカウベルを持っていって邪魔をする民生。
  • アウトロ後、突如無駄に叫ぶEBIに苦笑いの民生。

トークコーナー 持田香織登場

  • 何故か料理を作らされる持田嬢。
  • その隙に「誰がモテた?」という話題に。当然矛先はEBI。
    EBI「いや、いいことなかったですよ、別に。」
    民生「一回ライブで、EBIがステージでこけたの。そしたら1人、女の子が泣いてて」
    川西「EBIちゃんがこけた!」
    民生「EBIちゃんかっこ悪い!って。そして帰ったの。」
  • 瀧「男性ファンにもてたのは?」民生「そりゃ、テッシーですよ」
  • 今だから話せる解散・・・
    民生「普通にしんどかったんだと思う」
    阿部「しんどかったんだよね」
    民生「当時はこれでやってるのしか知らないから、他にもやっぱ興味があるじゃないですか。そういうのが重なったってことですよね、単純に」
    阿部「そうだよねー」
    瀧「昔はそれをがまんしてたから解散にまでいっちゃったわけだから・・・」
    民生「そうですよ、もはや解散なんてことはないと思うんですよ。やったりやらなかったりしていいわけだから。」

・・・この発言にオレは、「水曜どうでしょう」のベトナム縦断1800km(レギュラー放送最終回)で大泉洋が語った「一度最終回を迎えたら、もう終わることはない」という言葉を重ねました。この発言がこの番組の中で一番嬉しかったなぁ。「期間限定復活だったらどうしよう」「また辞めるとか言い出したらどうしよう」という不安が、一気に解消されました。そう、一度ピリオドを打ったものは、逆説的に言うともう終わることがないのです。“始まりのための終わり”。
その後、いろいろぐだぐだトークが続くのですが、なんだか余計なものばかりだったのではぶきます。具体的にいうと、山口智充清水ミチコが留守電に吹き込んだ、という設定のモノマネショー。

曲 『すばらしい日々』vo.持田香織

  • もっちー、声低っ!民生のコーラスの方が声が高いという不思議。
  • ・・・やっぱ、この前のMステの『すばらしい日々』がダントツに感動したなぁ。初めて川西さんが人前で、しかもテレビの生放送で、16年越しに演奏した瞬間だったし。

トークコーナー 岸田繁(メガネなし)登場

  • 民生「普段テレビに出ないでしょ!」
    瀧「タモリ倶楽部以外見たことないよ!」
  • 「服部」の中の『デーゲーム』が好きだという繁さん。そこからなぜ坂上二郎をボーカルに起用したのか、という話。
  • 民生「野球をやってる人に歌ってもらったらって話になって。ユニコーンのシングルなんだけど、ユニコーンが歌わなくてもいいんじゃないかという意見が出て。野球の歌なんだけどって言ってたらEBIが『二郎さんがいい。なぜなら“とびますとびます”は野球拳だから』って。…野球をしてる人とは違うわけですよ」

曲 『デーゲーム』vo.岸田繁

  • これは、なんだかくるりのインディーズ時代の名曲『坂道』を彷彿とさせます。
  • 間奏で繁さんの逆回転ギター炸裂。あ、ピック弾きじゃなくて指弾きだ!
  • ユニコーンのメンバーの中に繁さんがいるという違和感が、なんとも言えず。
  • 繁さん、本当に好きなんだろうなぁ。原曲にかなり忠実な歌い方でした。

曲 『ヒゲとボイン』vo.斉藤和義

  • うわ、すげぇ、全然違和感がない。普通に斉藤和義が歌っててもおかしくない。さすが。
  • コラボの中では一番クオリティーが高かった。
  • この曲、2番は民生がボーカル担当。これもよかった。あ!民生、レスポールだ!
  • 「ヒゲトボイン、ボクハボインノホウガスキデス、ハイ」
  • この曲の素晴らしいのはエンドですよね!(同意を求めるように)

トークコーナー トータス松本(生電話)

  • トータスに「解散したら再結成できるぞ!」と薦める民生(笑)
  • 民生「解散してみなって!」
    トータス「16年もかかるやないか!オレもう58歳やがな!」
    民生「16日でいいよ」
    トータス「ベイシティーローラーズか!」

曲 『ひまわり』

  • 新アルバムの1曲目を飾る新曲を披露。とっても壮大な、阿部作詞作曲、民生ボーカルの曲。キーボードとギターだけで始まり、途中から全員が入ってくる。
  • 歌詞もとっても壮大でシリアス。これは、阿部ソロの影響が色濃く出てます。アルバムが楽しみ!

エンドトーク

  • テッシーの嫁探しツアーになる今回のライブ。
    瀧「みんな手薬煉引いて待ってるでしょう!」
    テッシー「でももう初老ですからね!」
  • 最後のテロップに「今の音楽業界に何か面白いことを!by阿部」という心強いお言葉。よろしくお願いします!!


ということで、ちょっとのつもりがえらい時間かかってしまいました。そして後半かなり適当になってしまいましたが、雰囲気掴めていただけましたでしょうか。それにしてもいろいろなバンドが復活する今日この頃、特番を組むほどのバンドって、なかなかないですよね。これもユニコーンの特異性でしょうか。それにしても瀧が司会ってのもよかった。ピエール瀧の特異性も同時に見ることが出来てよかったです。そういやユニコーン電気グルーヴが当時、一緒になったことってあったんでしょうか?(追記:コメントで思い出しました!これの作詞が電気だ!!!まだまだ修行が足りなかった…)当時を知らない自分にとっては不思議な感じでした。以上!ユニコーン復活おめでとう!!