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「モテキ」ドラマ化。監督は大根仁、主演に森山未來

「モテキ」TVドラマ化、7月から放映!フジ役は森山未來 - コミックナタリー
この情報が舞い込んでからというもの、次々と明らかになる要素に「えー!?」「うお!!」「すげー!!」の連続だった本日。
まず「モテキ」のテレビドラマ化ということに驚きつつ一瞬不安になるも、大根さんが監督・脚本を担当するということで一筋縄ではいかないことが確定。絶対に単なる恋愛ドラマにはならないでしょう。なんてったって『「大根仁さんじゃなきゃ映像化は嫌です!」と自分からお願いしました。』っていう久保先生の言葉もいいじゃないですか。
その後の驚きは公式サイトにもヤフーニュースにも出ていた森山未來の服装ね。そのTシャツ、YOUR SONG IS GOODじゃないか!服装でいきなり心つかまれますね。ユアソンのJxJxも驚いていたし、このTシャツをデザインした小辻さんSAKEROCK「ぐうぜんのきろく」のジャケデザインも担当されてましたよね)が驚いていました。そしてどうやらこのアイディアは大根さんだそうで、カクバリズムにはもちろん無許可とのこと。素晴らしい。
そして森山未來以外のキャストに目をやると、土井亜紀役=野波麻帆、中柴いつか役=満島ひかり、小宮山夏樹役=松本莉緒、林田尚子役=菊地凛子、島田雄一役=新井浩文満島ひかり起用はもちろん映画「愛のむきだし」があったからでしょう。かつて「だれか満島ひかりちゃんに会わせて〜!!」と叫んでいましたし。個人的に「モテキ」の中で一番好きなキャラが「いつかちゃん」なので、俄然注目です。その他にも出演者としてリリー・フランキーがいるし、大根さんは杉作J太郎と掟ポルシェは必ず出すと公言している。そういやSAKEROCKフロントマンの浜野謙太(ハマケン)が最近ブログで「にわかに俳優業再開」と発言していたのですが、まさか…。
大根仁監督作品で一番気になるのは、音楽担当、及びOP・EDテーマ。前作「湯けむりスナイパー」ではクレイジーケンバンドを起用しているし、それ以前ではSHINCOやTUCKERなどが劇中音楽を担当していました。ちなみにドラマ版「アキハバラ@DEEP」のEDはSAKEROCKとTUCKERによる『YAWARAKA-REGENT』(未音源化)でしたが、今回は果たして…と思っていたら、今回の音楽は岩崎大整 from「サイタマノラッパー」と報告。おいおい、愛のむきだしに続いてサイタマノラッパーから起用かよ。どちらも大根さんが好きだと公言していた作品。好きだった人と一緒に(コネとかではなく、実力で)仕事する、やりたいことをするって、大根さん自身が前にも語っていましたが、すごいことだ。ちなみに原作では各話にタイトルが付いていて、それが邦楽のタイトル、例えば「はっきりもっと勇敢になって」だったり「ロックンロールは鳴りやまないっ」だったり「モテたくて…」だったりして、これも特定層をぐっと掴む要素になっていたのですが、これは反映されるのか否か。
最後に、なんと現在Twitter上に各キャラクターのアカウントが存在していて、すでにそれぞれつぶやいています。それが、呟いている内容、そしてフォローしている人がそれぞれの性格を表していてすでに面白い。林田なんて(5/21夜の時点で)まだつぶやいていない、というのがもうそれっぽい。これ、BOTじゃないから手作業だと思うが、大変じゃないだろうか、なんてことも脳裏によぎってしまうが、それは気にしないことにします。それにしても藤本幸世がフォローしている人たちはオレもほぼフォローしているのだが、構成作家の寺坂直毅(デパート・紅白オタク)までフォローしているのはやりすぎじゃないだろうか?オレもフォローしてたけど!いよいよ藤本=オレなんじゃないかと錯覚が始まる。あの、太っているときの藤本幸世の役、オレにやらせてください!メガネだし30前だし太ってますよ!ということで、Twitterやってる人は以下のアカウントをフォローしたら、もう今日から「モテキ」の物語がスタートされます。

ていうか、小宮山夏樹のアカウントが「summer」って、これって「(500)日のサマー」を想起させる!あと藤本(の中の人)の発言センスに嫉妬!


モテキ(4) <完> (イブニングKC)モテキ(4) <完> (イブニングKC)

講談社 2010-05-21
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