「Loser's Parade」

for さえない日々

SPIRAL CHORD×NAHT

大学時代、cowpersというエモコアバンドが大好きでした。しかし札幌のバンドだったためにライブは結局1度も見る機会がなく、2002年に解散してしまいました。そのギターボーカルだったゲンドウ氏と200MPHのHERA氏、そして元ナンバーガール中尾憲太郎氏が新たに組んだバンド「SPIRAL CHORD」。新たなバンドの音源「脳内フリクション」は、またとてつもなくかっこよく、いまだに聞いてる名盤です。2年前に東京出張がSPIRAL CHORDのライブとたまたま重なり、意気揚々とチケットを取ろうとしたらすでに完売で涙したものでした。
今回、ようやく見る機会ができました。しかも今回はFugaziのベーシストJoe Lallyが、Zuというイタリアのサックス、ベース、ドラムによるアヴァンギャルド・ジャズ・トリオをバックに来日するということで、これはヤバい!と思い、意気込んでチケットを取ったものの、直前になりJoe Lallyがキャンセル。結果、2マンとなってしまいましたが、目的はSPIRAL CHORDだったので、問題はなかったが、Joeはやっぱ見てみたかったな…なんせFugaziですから。
いろいろと裏ではゴタゴタがあったらしい今回のライブなんですが、そんなことは関係なくSPAIRAL CHORDはかっこよかった。ここしばらく狭いハコでディストーションギターを聞いていなかったので、久しぶりにアガりました。なんというか、不協和音の轟音が非常に心地よく、リズム隊の重々しく荒々しい音に心囚われっぱなし。そして「New Truth」が名曲過ぎる。思わずDVDを買ってしまいました。あと名前はよく存じあげていた下北沢シェルターって、こんなに狭かったんですね。もっと広いのかと思ってた。でもいいとこでした。NAHTは京都在住時代に同志社大EVE前夜祭で見た以来なので実に6年ぶり。そのころはバイオリンが入っていたのでその印象が強かったのですが、現在は3ピースとなり、打ち込みなどを導入していてダンサブルな感じになっており、えらく音楽性が変わってました。
とにかく。SPIRAL CHORDかっこよかった!また絶対見に行きます!!余談ですが、ナカケンが太ったように見えたのが少々ショックでした。